2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

残響 東方プログレッシヴ・ロック合同

(2016/05 例大祭13発行、表紙 水田ケンジさん(AQUARIA MUSICS)) 合同誌にはディレクションの強いものと弱いものがあり、このグラデーションは読み手から見た作品の統一性の強弱、書き手(特にビギナー)にとっての福祉の範囲の弱強をそれぞれ大まかに規…

虹の麓が乾く頃

(2015/11 紅楼夢11発行、表紙 ひそなさん(スアリテスミ)) タイトルは「他人の面倒が見られる時期」というようなニュアンスを含んでいると思います。3冊をセットで考える上で、同じようなものばかり出してもつまらないというか、その時点でのそのフォーマ…

蝶の裂け目

(2015/05 例大祭12発行、表紙 ひそなさん(スアリテスミ)) まず『夜の歌』という短編集を作ろうというのが先にあり、そこから逆算して道筋を考えた結果、それを三部作の最後にしようということになりました。『夜の歌』というのは題が漠然としすぎていて…

ご案内

過去に出した同人誌についての蛇足をします。ついでにツールとコンテンツの話もできれば。 特に印刷したものについては、バルトを引っ張り出してくるまでもなく作品はそれを手に入れた時点で読者のもので、ここには解釈を一意に定める意図はありません。 そ…